復習のやり方について

自分はこれまでIT系の資格を100ほど取得してきました。中には難易度の高いものも含まれていますが、基本的な勉強スタイルは一貫しています。それはアウトプット中心の学習です。問題集を用意し、何周も繰り返すことで定着させる、というシンプルな方法です。

IT資格での勉強法

具体例を挙げると、難易度が高いと言われているLPIC/LinuCのレベル3の場合、ping-t(さまざまなIT資格の問題集が用意されているIT資格学習サイト)で提供されている問題はいずれも500問前後です。過去問ではないため本番と全く同じ問題は出ませんが、この500問を理解しておけば合格点を余裕でクリアできます。

1周目:解説を読みながら理解する(3日)→ 2周目以降:解説なしで高速回転(1日1周)→ 1週間で4周程度すると正答率98〜99%に到達

自分はLPIC/LinuCのレベル3の資格を7つ持っていますが、すべてこの方法で1週間で取得しています。

IT系の資格は出題範囲が限定されているため、多少範囲が広い試験でも5日あれば1周が終わります。そのまま2周・3周と続けることで、最初の内容を忘れる前に復習が完了できます。このサイクルが非常にうまく機能していました。

受験勉強で当たった「壁」

ところが、受験勉強を始めてみて、このIT資格用の勉強法が全く通用しないことに気づきました。現在は青チャートで数学を勉強していますが、「1周終えてから2周目に入れば復習になる」と思い込んでいました。

しかし実態は違いました。少し前に解けるようになっていたはずの問題を見直してみると、解法が浮かびません。記憶に定着していなかったからです。

IT系の資格は1つ1つの出題範囲が限定されているため、全範囲を短期間で周回できます。一方、大学受験の数学は試験範囲も問題量も膨大で、1周するだけで相当な時間がかかります。2周目に入るころには、1周目の内容をかなり忘れてしまっている状態になります。同じ「何周も繰り返す」という方法でも、そもそも1周にかかる時間が全く違うため、IT資格での方法がそのまま通用しなかったのだと気づきました。

IT資格の特性

  • 出題範囲が限定的
  • 問題数が数百問程度
  • 短期間で全範囲を周回可能
  • 同じ問題形式が繰り返される

受験勉強の特性

  • 試験範囲・問題量が膨大
  • 1周に長い時間がかかる
  • 忘却が先行してしまう
  • 応用・思考力が問われる

時間がない中での復習戦略の再設計

今は数ⅢCまでを9カ月で仕上げなければならないというタイムプレッシャーがあります。理想を言えばもっと復習に時間を割きたいところですが、進度も確保しなければなりません。そこで現時点の妥協点として、次の戦略に切り替えました。

毎日:前日の内容を見直す

翌日の学習を始める前に、前日取り組んだ内容を短時間で振り返ります。忘却が進む前に再確認することで、記憶の定着を図ります。

週1回:間違えた問題を解き直す

週に一度、その週に間違えた問題をまとめて解き直します。完全に身についていない部分を繰り返し確認する仕組みを作ります。

本当はもっと復習に力を入れるべきだと思いますが、来年の受験までに数ⅢCまで到達する必要があるため、ここが現実的な妥協点です。

試験の特性に応じて、やり方を最適化する

今まで100個のIT資格を乗り越えてきたメソッドは、確かに機能するものでした。しかしそれは「試験の特性」があってこそ成立する方法だったと気づきました。

勉強法は万能ではありません。大切なのは、それぞれの試験の特性を把握したうえで、自分のやり方を柔軟に最適化していくことだと思います。

今はこの新しい戦略で進めてみます。うまくいかなければ、また考え直すつもりです。

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