引っ越ししました

先日、品川から東村山へ引っ越しました。
それまでは会社まで徒歩圏内の賃貸マンションに住んでいましたが、定年退職して通勤の必要がなくなり、その立地にこだわる理由はなくなりました。そこで、ジストニアの治療のため、NCNP(国立精神・神経医療研究センター)に通いやすい場所へ移ることにしました。

今回は、物件選びの経緯と、ジストニアや腰痛を抱えての引っ越し当日の記録を残しておきます。


物件選び

NCNPは小平市にあります。そのため物件も、小平周辺で、5年後の売却まで見据えて探しました。というのも、5〜6年後に大学に合格できれば、この物件は売却して大学の近くに住み替える必要があるからです。あくまで通学までの「期限つきの住まい」という前提があるため、買って終わりではなく、売りやすさまで含めて選ぶ必要がありました。

不動産会社に提示した条件は、次のとおりです。

  • 駅からの距離:徒歩10分以内
  • 築年数:10年以内を希望
  • 構造・遮音性:RC造またはSRC造
  • 広さ:50㎡以上
  • 階数:2階以上
  • 設備:オートロック必須

このなかでも、将来の売却を考えるとかなり重要なのが「駅徒歩10分以内」と「築年数」の2つです。物件を探す人の多くは「徒歩10分以内」や「築○年以内」で検索の絞り込みをかけるため、ここを外すと検索結果にすら表示されず、買い手の目に触れにくくなってしまいます。とくに築年数は、新しいほど資産価値が落ちにくく売りやすいので、5年後の売却を見据えるうえで妥協したくない条件でした。

また、条件としては提示していませんが、流動性を確保するため、戸数の少ないマンションは断っていました。

ところが、これらをすべて満たす物件はかなり少ないのが実情でした。とくに小平は、駅から徒歩10分以内で、なおかつ築10年以内という築浅の物件がかなり少なく、ここが一番のネックになりました。

賃貸ではなく中古マンションの購入を選んだのには理由があります。保証人がおらず、しかも定年退職して無職である自分の条件で入居できる賃貸物件のなかに、希望を満たすものは見つからないだろうと判断したからです。条件を妥協して住む場所を選ぶより、購入という形で住環境を確保するほうが現実的でした。

一応、URも候補に入れて検討しました。保証人が不要という点では条件に合います。ですが、候補になりそうなマンションの評判を調べてみると、「隣のくしゃみが聞こえる」という書き込みが複数見つかりました。生活音への不安は無視できなかったので、URは候補から外すことにしました。

こうして探した結果、最終的に購入したのは、専有面積70m²超・駅から徒歩11分の3LDK、ファミリー層向けの物件です。当初の「駅徒歩10分以内」からは少しはみ出してしまい、徒歩11分は正直なところ少し辛いところもあります。それでも、大規模マンションで流動性が高く、5年後の売却も見込みやすいことを考えると、このあたりが妥協点だと判断しました。


引っ越し当日まで

前のマンションは30m²で、とにかく狭い部屋でした。荷造りを始めてしまうと、段ボールに生活空間を奪われて暮らせなくなるため、ギリギリまで荷造りに手をつけられませんでした。

そのしわ寄せは、引っ越し直前の勉強時間に出ました。荷造りに追われて勉強時間をかなり削ることになり、引っ越し当日は3時間半睡眠で迎えることになりました。

とはいえ、これでもまだいい方だったと思います。自分は元自衛官で、転属のため転居することも多く、これまで10回も引っ越しをしてきました。なかには完徹で引っ越しに臨んだことも何度かあります。それに比べれば、3時間半とはいえ眠れただけ、まだましな方でした。


引っ越し当日のながれ

当日は、午前中に電車で立川まで往復し、売買契約と鍵の受領を済ませました。引っ越し作業そのものは午後からのスタートです。旧居での積み込みが終わったあと、自分は電車で小川駅まで移動し、新居で搬入を待つという流れでした。

  • 午前:電車で立川を往復し、契約・鍵の受領
  • 14:00〜:午後便の予定時刻(「14時以降」とのこと)
  • 16:00前:業者が旧居に到着し、積み込み開始
  • 積み込み完了後:電車で小川駅(新居側)へ移動
  • 20:30過ぎ:搬入まで含め、すべての作業が完了

予定では「14時以降」と聞いていた午後便でしたが、実際に業者が到着したのは16時前。そこからの積み込み、移動、搬入まで含めると、すべてが終わったのは20時半を過ぎていました。午前の立川往復に加え、午後も小川駅まで移動したので、電車で1時間の距離を1往復半した計算になります。長い一日でした。


ジストニアと腰痛のこと

引っ越しの準備段階から、ジストニアの影響でかなりひどい腰痛が出てしまいました。そのため、引っ越しが終わったあとはほとんど何もできない状態でした。

前のマンションは、とにかく動線が短くて助かっていました。エレベーターまで2m、自転車置き場まで7mほど、引っ越し準備のときくらいしか使いませんでしたが、自販機も部屋から歩いて20mくらいの距離で、腰の具合が悪くても最低限の移動でなんとかなる環境でした。

ところが新しいマンションは事情が違います。300戸近い住居が入っている大規模物件で、敷地がかなりの広さがあります。近くに自販機はなく、自転車置き場まで行くにもそれなりに歩かなければなりません。

引っ越しが終わったあと、無性にスポーツドリンクか何かが飲みたくなりました。当日は暑く、かなり汗をかいたので、ひどく喉が渇いていたからです。ですが、ジストニアと腰痛のせいでほぼ歩けない状態になっていて、自販機まで行くことも、買いに出かけることも難しい有り様でした。結局、その一杯さえも諦めるしかありませんでした。


引っ越しの翌日

翌日も腰痛は続き、引っ越し後の開梱作業はまったく進みませんでした。ジストニアの症状が強く出て腰が常に曲がった状態になっていたため、腰痛もいっこうに解消せず、非常につらい状態が続きました。

ただ自分の場合、椅子に座るか、マットレスに横になるとジストニアの症状は治まります。そこでまずは、くつろげる体勢だけは確保するようにしました。その姿勢をある程度の時間とり続けることで、ようやく腰痛も引いていきました。

今回の引っ越しであらためて感じたのは、腰痛は「作業をやめれば引く」というものではなく、腰痛が出ない体勢をとってしっかり腰を休めなければ痛みは引いていかない、ということです。自分の場合は、ジストニアの症状が強いと普通に直立しているだけでも腰が曲がってしまうため、腰への負担が抜けず、痛みがずっと長引いてしまいます。「動かなければ治る」という単純な話ではないところが、難しいところです。


これから

荷物の開梱は、まだ終わっていません。腰痛そのものは治まったものの、ジストニアの症状は引き続き強く出ています。

とはいえ、開梱だけに時間を使えるわけではありません。勉強時間も確保したいですし、各種の手続きなどで出向かなければならない場所もあります。限られた時間のなかで、焦らず、少しずつ荷物を整理して新生活を始めていきたいと思っています。

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