文転します

高校時代は全く勉強していなかったとは言え、自分は一応理系クラスに在籍していました。
この度40年以上の時を経て、文転することに決めました。
今回はその理由と今後の見通しについて書いておきたいと思います。


文転を決めた理由

一番大きな理由は、大学入試における自分の戦い方を考えた際に、文系の方が1ランク上の大学に合格出来る可能性が高いということです。
「定年退職後の目標について」でも書いた通り、50代以降で国立トップ3に合格した事例は文系学部のものしかありません。
これには年齢と共に衰える、処理速度という能力が影響しているのだと思われます。

特に超難関大になると、理系数学では膨大な計算を素早く正確にこなすことが要求されます。
自分は若い頃からこの能力が高いとは言えず、還暦を過ぎた今から10代の若者と勝負出来るだけの能力を身に付けるのは難しいと思います。
退職後に大学進学を目指した時から、これがネックになるのではないかとずっと考えていました。

上にリンクを張った以前の記事で、もし自分が理系トップ3大学合格を達成出来れば、極めて珍しい例になるかもしれないと書いておきながらあっさり文転したのは、理転・文転は時期が遅れれば遅れる程不利になるからです。
早く決断すれば、それまでに時間をかけて勉強したことが無駄になってしまったり、志望校の対策に必要な勉強時間が足りなくなったりするという事態を、最小限に抑えることが出来ます。


文転の決定打

「学習記録 第020週」でも書いた通り、強烈な眩暈のため予定していた英検準1級の受験を見送ることになりました。
受けていても合格の可能性は0に等しかったのですが、自分は転んでもただでは起きないことを信条としているので、次は準1級ではなく1級に挑戦することにしました。
英検1級の合格は大学入試という目的からは少し遠回りになるかもしれませんが、英語に本気で取り組んで得意科目にするという用途であれば、この選択にも合理性があると考えました。

それと共に遅れている数学の勉強も含めて受験戦略を見直したところ、文転すれば処理速度の問題が解消され、より上の大学に合格出来るかもしれないことに気が付きました。
つまり今回転んでしまったことで、単に英検の目標を1級に上げるということだけでなく、文転してより上の大学を目指すというところまでが、ただでは起きないということなのです。
自分には過去にも転んでただで起きなかったことで、成功した体験が何度かあります。
今回もこの受験出来なかったというネガティブな事柄を、逆にチャンスと捉えて活かそうと考えたことが、文転への決定打となりました。


文転における不安要素

文転する上での不安要素は2点あります。
まずは国語で得点出来るかということです。
古文・漢文は出る範囲が決まっているので難しくないと聞きますが、現代文は独学では伸ばしにくいため、来年からZ会を始めることにしました。
問題の解答例を見るだけでは、自分の解答をどのように直せば得点出来るのか分かりませんが、添削を受ければその方法が分かると考えたからです。

2つ目の不安要素は、暗記科目である社会で得点出来るかということです。
自分は短期の暗記は得意ですが、長期の暗記は不得手です。
加えて歴史は暗記量が膨大です。
社会をものに出来るかどうかが、もしかしたら成否の鍵になるかもしれません。


文転のデメリット

文転のデメリットとしては、主に次の3点がよく言われています。

  • 文系科目にしても本当に負担が軽くなるのか
  • 就職では理系の方が有利ではないか
  • 文系に進んで本当にやりたいことが出来るのか

まず負担については、理系トップ大学の膨大な計算量には年齢的にも太刀打ち出来ないのではと感じていたので、上位大学を狙うなら文転は必須だと考えています。
社会は暗記科目なので不安はありますが、理科2科目をやるよりは時間的に余裕が出来る筈です。

次に就職については、自分は卒業後に就職する予定がないので、有利不利を考慮する必要はありません。

そして文転してやりたいことがあるのかと問われれば、自分がエンジニアだった頃の経験も活かせる文理融合学部に興味があります。
文理融合学部の中には医学部以外でジストニアの研究をしている大学もあるので、可能であればジストニアについて研究してみたいと思っています。


志望学部と入試科目

文理融合学部を目指すにあたっては、英語と文系数学を得意科目にして、国語と社会は及第点が取れればいいという方針で行こうと考えています。

この方針で考えた場合に一番しっくりくるのが、京大の総合人間学部だと思います。
60歳を過ぎて文転した身でそこまで戦えるかという不安はありますが、上振れした場合の目標としては、そのレベルに挑戦するのもいいのではないかと考えています。

ただ本当に社会の記述が全く仕上がらなかった場合、阪大の人間科学部も候補になると思います。
ただこちらは共テの配点が高く、かなりの得点を得る必要がありますが、個別試験では地歴なしの数学有りなので、仕上がり方によっては有利に戦える可能性もあると思います。

早稲田の狙い目学部と言われる人間科学部は、入試方式を選べるという面も含めてかなり現実的だと思いますし、国立大学受験の際の併願校にする予定ですが、自分の戦略だと入試科目がうまく噛み合いません。
国英型では元々文系の受験生には敵いませんし、数英型には数Ⅲが含まれるためです。
また数学選抜や共テのみという方式もありますが、こちらの募集人員は多くなく、数学選抜では確実に理系が有利になると思われます。


今後の受験計画

今のところ取り敢えず2年目はMARCHを受験し、3年目は早稲田を受験するつもりです。
ただし2・3年目は合格しても進学するつもりはないので、その時の学力で1番戦えそうな学部を狙おうと思います。
そして順調に進んだ場合、5年目で国立大学に入学したいと考えています。

とは言え文転して国語や社会をどこまで伸ばせるかはまだ未知数ですし、英語と文系数学を本当に得意科目に出来るかも分からないので、実際に受験する大学・学部はこの先変わるかもしれません。

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